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ポーランド・ドイツの旅(4)〜激動の時代から最先端都市に進化するベルリン〜

ドイツ連邦共和国(Federal Republic of Germany)
面積 35.7万平方キロメートル 人口 8,200万人 宗教 キリスト教 ユダヤ教
首都 ベルリン 民族 ゲルマン系を主体とするドイツ民族
外務省HP2010年10月現在基礎データより

<ドイツ編>

<第6日目>
早朝、思い出多いドレスレンを発ってマイセンへ向かった。マイセンは世界的に高級磁器で知られ、日本の有田焼で有名な佐賀県と姉妹都市である。他の高級磁器と違うのはザクセン選帝候アウグス1世が大切な磁器製造の秘密を守るため、練金術師ヨハン・フリードリヒ・ベッガーをアルブレヒト城内に住まわせて白色磁器の製造をさせた。1710年ヨーロッパで最初の王立磁器工場が場内に造られた、それまで白磁は東洋でしか製造できなかったものをマイセンで造ることができるようになり、「白い黄金」とヨーロッパでもてはやされた。

 

マイセン磁器工場の見学工房をへ行った。工房では熟練した職人の技よって製品ができるまでの工程を実演して見せてくれた。折角、マイセンに来たのだから1つでも買って帰ろうと考えていたが、やはりマイセン磁器は超高価で手が出なかった。しかし、何か買えそうなものがないかと売り場を回っていたら、この工場でしか販売しないアウトレットがあった。何とかティーカップ2客とコーヒーカップ2客と小さなブローチだけ買うことができた。それでもそれなりの値段はした。

マイセンから約1時間半かけて音楽の街、ライプツィヒに立ち寄った。この街は「リプツィ・菩提樹」で有名で、街の中心にはトーマス教会があり、「音楽の父」と称された偉大な音楽家ヨハン・ゼバスティアン・バッハがオルガン奏者兼合唱団の指揮者として働いていた。ここで数々の名曲が生まれた。教会前にはバッハの像がデンと構えていた。バッハ以外でもシューマン、ワグナーといった音楽家、そして文豪で有名なゲーテ、哲学者ニーチェ及び森鴎外などが学んだことで有名な街である。次にここから約2時間半かけて最後の訪問地ベルリンに向かった。到着して時間に余裕があったので散策を兼ねてパリ広場にあるブランデンブルグ門を見学した。夜は美味しいドイツ料理と私が好きなドイツワインを飲んで疲れた体を癒した。

 

<第7日目>
今日はベルリン市内観光とポツダム観光があるため、朝早く起床し朝食を早めに済ませてホテルを出発した。先ず最初に古代ギリシャの発掘された建築物や美術・工芸品が展示されているペルガモン(トルコ名ペルガマ)博物館を見学した。トルコのペルガモンには3年前既に訪れ遺跡群を見てきていた。その際ここにはペルガモンのシンボルといわれた「ゼウスの大祭壇」があると聞いていたが、実際に観ると素晴らしい彫像が彫られ見る人を圧倒した。また私が研究しているヒポクラテスの師匠といわれる医学の神アスクレピオス像があるということで広い博物館を探し回ったが残念ながら展示物の中にはなかった。

 

次に東西ドイツ分割と統合の象徴とされているブランデンブルク門を見物した。この門は1988年から3年の歳月をかけてプロイセン王国の凱旋門として、ギリシャ・アテネのアクオポリス神殿の門を手本にして建立されたもので、門の上には平和の女神の彫刻と4頭立ての馬車カドリガの青銅があった。東西分裂時代は門を通り抜けることが出来ずベルリンの壁が崩壊した1989年11月以降ドイツ人だけでなく外国人が自由に通り抜けられるようになった。この広場には東西分断時の東ベルリン兵士に扮装した人達がパフォーマンスを行っていた。

 

この門からバスで10分位の所にベルリンの壁跡地があり訪れてみた。旧境界線上の一帯に野外展示があり3つの異なるテーマのもとに当時の資料が公開されていた。展示物の中には当時が思い出さされるような生々しい場面の写真が数多くあった。私の印象だが一夜にして築かれた壁だけに思ったより薄く感じた。ただ二重に造られた壁と壁の間は通路になっていたのは印象的だったそここから15分位の所に東西ベルリンの国境検問所跡であるチェックポイント・チャーリーハウスがあり、徒歩で外から見物した。翌日もう一度この場所と脇にある壁美術館を見学することになっているので、次回のポーランド・ドイツの旅(5)で紹介することにする。

 

この日の最後はベルリン市内から40分位の所にあるポツダムを訪れた。ここにはサンスーシ宮殿とツェツィーリエンホーフ宮殿がある。サンスーシ宮殿は別名「憂いのない・無憂宮」と呼ばれフリードリヒ大王が夏の居城として1745〜47年に建てたロココ様式の華麗な宮殿である、他の宮殿と違うのは庭園が階段状になり、それぞれの段に温室があって果物や野菜が栽培されるようになっていた。まさにここの大王は経済観念と健康志向を持った人であった想像させられた。次にポツダム会議で有名なツェツィーリエンホーフ宮殿を訪問した。ここは宮殿というよりも何か英国風の館という雰囲気であった。第二次世界大戦末期、米・英・ソ連の首脳会議が開かれた場所で、ドイツの戦後処理をめぐって話し合いが行なわれた。当時の会談が開かれた大部屋はそのまま保存され、見る人に歴史を思い起こさせている。

 

見学の後再びベルリン市内に戻った。ともかく今日1日フルに見学したせいか疲れがどどっと出てきた。夜ポツダム広場にある近未来的建物群が集まる観光スポットを訪れてみた。

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