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ポーランド・ドイツの旅(1)〜異民族の侵攻を受け続けた国〜

ポーランド共和国(Republic of Poland)
面積 32.3万平方キロメートル 人口 約3,814万人
首都 ワルシャワ 言語 ポーランド語 宗教 カトリック
外務省HP2010年8月現在基礎データより

<ポーランド編>

今回のポーランド・ドイツの旅はかねてより計画しながらも二国へ同時に訪問することは中々難しく何度となく計画倒れになり、やっと実現しただけに出発する前から心が高鳴っていた。

ポーランドの歴史は、波瀾にみちており、他の国の人たちにとって想像を絶するものがあった。異民族の侵攻とそれに対する抵抗によって歴史が作られている。特に1944年から5年間に渡ってナチス占領下で圧政に耐え続けた国民の屈辱はいかばかりであったかを想像すると感無量である。戦争によって徹底的に破壊されながらも国民の不屈の精神によって復興を果たし、今や昔の美しく緑で自然に溢れた魅力ある国に再興していたのには驚かされた。

<第1日目>
8月7日、成田空港を出発してワルシャワのフレデリック・ショパン国際空港に18:50に到着した。その時、空港で働く人や飛行機を待つ乗客がみんなカメラで我々の飛行機を移していた。何故だろうと乗務員に聞くと、「ここ近年、ジャンボ機が到着がしたことがないのではないか!?」ということであった。

<第2日目>
朝8時にホテルを出発して最初の見学地ジェラゾヴァ・ヴォラにある「ショパンの生家」と「博物館」を訪れた。しかし、到着20分前から体の調子がおかしくバスの中でで嘔吐してしまった。旅行前に多忙すぎて疲労が溜まっていたからである。そのため、殆ど見学できずバスで休んでいた。

次に13km離れたブロフフに向かった。ここでは旧市街とショパンが洗礼を受けた聖ロフ教会を見学して、約2時間かけてワルシャワに戻り市内を観光した。 「ショパン博物館」、「聖十字架教会」、「聖ヤン大聖堂」、「旧王宮」、「バルバカン砦」、「ワジェンキ公園」とワルシャワの代表するスポットを見学した。この街は16世紀末に首都をクラクフから遷都されて以来古い建築物がそのまま残っていたが、第2次世界大戦で徹底的に破壊された。それを市民の復興への情熱で見事に復元した。それもレンガのひとつや壁の割れ目まで再現し、見事に蘇らせた。あたかも昔からあった建物に思えるのが不思議である。広場の中央に剣を振りかざした「人魚像」がこの国の象徴するかのように建っていた。

  

   

私がどうしても見たかったのは「ワルシャワ蜂起記念碑」である。大戦末期、各地でドイツ軍を打ち破ったソ連軍が迫った時、ワルシャワ市民がドイツ軍に対して一斉に蜂起したときの像がある。これはまさに当時の市民の苦しみや無念さが我々に伝わってくるように感じた。

ワルシャワでもう一つ印象に残ったのが、「ワジェンキ公園」である。この公園はヨーロッパで最も美しい公園のひとつに挙げられ、市民の自慢の種である。18世紀最後の王となったスタニスフキが夏の離宮として建設し、30年もの歳月をかけて公園を造営された。入ってすぐの池の中央に有名な偉大な音楽家ショパンの大きな銅像が見られ、訪れる人の心を和ませてくれる。今年はショパン生誕200年に当たり、ポーランドの各地で盛大に催しがなされていた。私も夕食後、ショパン博物館の裏手にある音楽大学の大ホールでショパンを記念するコンサート鑑賞があったので、素晴らしいピアノの演奏を聞かせていただいた。コンサートの余韻を楽しみながらこの夜は疲れた体を休め深い睡眠に入った。

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