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タイの旅(1)〜「微笑みの国」を訪れて〜

前回ミャンマー、ラオスそしてタイを訪れたが、タイでは主に北部の第二の都市チェンマイ訪問であったため、今回はタイの首都バンコク郊外を回ることにした。バンコクといえばタイの中でも別世界で桁外れに大きく、そして近代化された大都市である。通称魔性の都市と言われ、まるで迷路が集まったような街であり、陸上や水上の交通路が発達し公共交通として利用されている。今回の訪問前にバンコクの騒乱(ブログ参照)で外務省からも「バンコク都他周辺地域に対する非常事態宣言の発令に伴う注意喚起」が出されている中の訪問であった。過去に2度バンコクを訪れたが、今回のようにバンコクを代表するカンチャナブリーと遺跡の街アユタヤー(世界遺産)、そしてビーチリゾートとして有名はパタヤを見る機会は中々ないのでどうしても行きたかった。

(第1日目)
5月1日、タイ航空で成田をたってバンコクに向かった。バンコクには5時頃到着した。同行の早川氏といっしょに空港近くのホテルに入った。早川氏が風邪を引いていたのでこの日は彼の治療を行い、自分の荷物を整理した。ともかく明日のツアー集合がバンコク市内中心にあるホテルなので、早く起床する必要があり早めに睡眠をとった。

(第2日目)
朝6に起床し、朝食後7時にホテルをたって市内の中心にあるホテルに集合し、我々2人と他のホテルの旅行3人の5名が同行することになった。チャオプラヤ川をクルーズ船にて北上し、約80kmを3時間半かけてアユタヤの町へ行った。途中バンコクを代表する王宮やワット・アルンなどを見ることができた。

 

先ず訪れた歴代王の夏の離宮バン・パインは1632年プラサート・トーン王によって建造され歴代君主が使用した。その後王朝の滅亡後、一時は荒廃したがラーマ4世によって再建された見事な宮殿である。特に湖のまんなかの島に立つ見晴台はタイ風建築で水上パレスとして人気を誇っている。次にワット・ロカヤスタを訪れた。ここには釈迦寝仏(全長28m)が横たわり、多くの訪問者が訪れていた。この場所からさらに奥に入り、スリランカ風の仏塔があるチャオプラヤ・タイ寺院、3人の王が眠る王室の守護寺院ワット・プラ・シー・サンペット、ラーメスアン王が建てたワット・マハタート寺院を次々に見学した。特に木の根の間に神秘的な力を感じさせる仏像の頭部がある場所が印象的であった。ともかく朝から寺院巡りと遺跡巡りでほとほと疲れた。

 

 

 

アユタヤはこの地で活躍したと言われる山田長政の軌跡を偲ばせるものがあった。長政がソンタム王から最高の爵位を与えられシャムの重鎮となったのは有名であり、長政が駆け抜けた時代の息吹を感じる思いがした。帰りはワゴン車風のリムジンでバンコクに戻った。この夜は中心街が騒乱状態にあったので、中心から外れた有名な中華レストランで食事をとった。いつもだと早川氏と宴に興じるところだが、風邪っ気が抜けない早川氏のために、早めに睡眠をとった。

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