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2008年ギリシャ紀行(1)〜東地中海に存在する古代文明の国を訪れて〜

8月10日より17日まで神話と古代遺跡の国ギリシャを訪れた。今回の訪問は今までの研修旅行と違い、雑誌と本の取材を目的とした旅であった。2004年と2005年に医学のルーツを探るためヒポクラテス生誕の地コス島と終焉の地ラリサ、西洋医学発祥の地トルコ・クニドス(旧ギリシャ領)及び医神アスクレピオスの神殿があるエピダウロスなどを巡った。今回は過去2回の訪問で行けなかった場所、許可がないと入れない医療施設や記念博物館などを主に回ってきた。そのせいか日程がびっしり詰まって休日がほとんど取れず、帰国してから流石の私もバテてしまった。

(第一日目、二日目)
成田空港を21:55のエアー・フランス航空で離陸し、一路フランス・パリに向けて出発した。予定より10分遅れでドゴール空港に到着した。アテネ行きまで3時間位あったのでラウンジでゆっくりしてしまい、成田の免税店で購入し大事なプレゼント用ネクタイをうっかりを忘れてしまったが、そのまま税関を通過して、7:20発の飛行機でギリシャへ向かった。アテネには11:30の到着し、スーツケースと共に、タクシーでラリサ駅に向かった。ただここでは、約4時間近く待ち時間があり、待合室で暇をつぶすしかなかった。15:53発の列車(TRAINCSE)にようやく乗車でき、これから3時間45分の長旅である。この時点で日本を出て既に20時間位経っている。何とか夜19:50ごろ第一の目的地ラリサ(LARISSA)に到着した。歴史ガイドのKaterinaさんが温かく迎えてくれ、ホテルに入った。すぐに近くのレストラン(TABEPNA)で打ち合わせをかねて食事を摂った。ギリシャではタコやイカの料理があり、魚も豊富なので日本人の私にとっては助かる。ただ野菜は種類が少ないもののボウルいっぱいに出されるのには参った。ともかく23時間という長旅を経験したせいか、この夜は明日からの成功を祈って爆睡した。

(第三日目)
朝7時に起床し、朝食後9時にKaterinaさんが迎えに来てくれ、近くの劇場跡の遺跡を見学して有名な聖アキレワス教会を訪問し神父さんと雑談をし、記念撮影をした。その後カザール公園を抜けて、今日の見学のメインであるヒポクラテス記念博物館に行った。ここでは市役所の係り二人が迎えてくれた。3年前に見学できなかった医聖ヒポクラテスの石像、資料、医学書などが収蔵されているのを見られるのは何よりの喜びであった。中に入って驚いた。正面右側にヒポクラテスの晩年の姿をした石像(未公開)があったからだ。左側には医神アスクレピオスと健康の神ヒュギエイアの頭部像が展示されていた。そして正面には有名なヒポクラテスの誓いが飾られ、その両側には古代から中世に至るまでの医療の歴史的資料が所狭しと飾られていた。ともかく期待した以上の資料があったのには感動した。この博物館を管理しているAndreas Tsitsarisさんは詳しく私に博物館について説明してくれた。いっしょに記念撮影をした後、帰ろうとしたらこの管理人がガイドを通じて右腕が痛いので私に見て欲しいということだったので治療してあげた。するとお礼に今度は私にヒーリングアートというギリシャ風の施術をしてくれた。よく聞くと彼の家は代々治療師のようで私の弱いところを治療してくれた。まさしくヒポクラテス流治療法である。体も気分も良くなって、名残惜しい記念館を離れ、次の目的地トリカラ(TRIKALA)に向かった。トリカラまでは約45分のドライブであった。トリカラは古代の医神アスクレピオスの生誕の地であり、最初の神殿が造られたところでもある。今まで日本の医療者はほとんど訪れたことがないということであった。神殿跡は山の南斜面に接したところに造られたようであるが現在は街の真ん中に位置し、大きな教会の隣にあった。ここで発掘されたものの中には児童神テレスポロスと幼児の像があったという。どうも乳児の病気平癒を祈って造られたようだ。この神殿跡から近くにレタイオス河が流れ、その橋の中央に大きなブロンズのアスクレピオスの立像が建っていて、何かこのトリカラ市の市民を見守っているように思えた。さあ、次はカラバカ(KALAMBAKA)を通過してギリシャの世界遺産であるメテオラ(METEORA)に向かう予定だ。

 

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