一般的に頭痛の多くは、筋肉疲労によって引き起こさせるもので、後頭部から首、肩にかけての筋肉が緊張して血流が悪くなると、酸素が不足して痛みが出ます。これは、長時間同じ姿勢をとり続けたり、不安や心配などからくる精神的ストレスが主な原因です。

頭痛を未然に防ぐために、日頃から血行を促して筋肉を緩める首のストレッチが有効です。

(1)首の後ろの筋肉をストレッチ
　　背筋を伸ばし、あごを胸に引きつけます。その姿勢を30〜60秒維持します。

(2)首の前の筋肉をストレッチ
　　あごを反らし、天井を見上げます。口は閉じ、目線を後方にもってきます。
　　その姿勢を30〜60秒維持します。

(3)首の左右の筋肉をストレッチ
　　右耳を右肩につけるように、ゆっくりと倒しながら左肩を少し引き上げます。
　　その姿勢を30〜60秒維持します。同様に、反対側も行ないます。

入浴後に(1)(2)(3)のストレッチを各1回づつで1セットこれを2セットくらい行って下さい。

首を前後左右に倒した際に、首、肩、腕、背中などに痛みやしびれが生じたらただちに中止してください。