足底に付着する筋肉には様々なものがあります。母指内転筋、短母指屈筋、虫様筋などいくつかの筋肉が合わさって足底を作っています。

足底につく筋肉の主な働きは足指を招く動作や足関節を底屈（足首を伸ばす動作）です。また足底の筋肉が弱化していると足のアーチが正しく形成されず、偏平足や外反母指の原因となってしまいます。日常生活を送る上では欠くことのできない大切な筋肉のひとつです。

１．足指の腹に手を添えます。

２．足指を思い切り曲げていき、その力に抵抗するように手を引きます。

３．この状態を6〜7秒維持して5〜8回繰り返し左右共に行います。

１．手を足の裏にずらします。

２．足首を思い切り伸ばしていき、その力に抵抗するように足首を曲げる力を手で加えます。

３．この状態を6〜7秒維持して5〜8回繰り返し左右共に行います。

入浴後に行うと筋肉が柔らかくなっているので効果的に行えます。

2度に分けて行うのは指を曲げる筋肉、足首を伸ばす筋肉別々にアイソメトリックス体操を行う必要があるからです。

アイソメトリックス体操をやりすぎると筋肉線維を損傷してしまう可能性もあります。適度に決められた回数を行うようにして無理の無いようにアイソメトリックス体操を行いましょう。