カラスの足跡とは笑ったときや目を閉じたときに出来る目尻からこめかみに向かって放射状に出来る目尻のシワのことを言います。

若いうちは笑った表情から普通の表情に戻すとシワは残こらず元どおりになりますが、年齢と共にシワが残るようになってしまいます。これは以前にも紹介した表情筋群の眼輪筋の衰えが原因の一つです。

表情筋群は表情を作る働きのほかに、皮膚を支える役割も有るので衰えてくると皮膚の弾力性がなくなりシワの原因になってしまいます。そして筋肉は年齢に関係なく使わないと衰えてくるので若い方も注意が必要です。

このカラスの足跡アイソメトリック体操で眼輪筋を集中的にトレーニングすることで、眼輪筋を活発にし、カラスの足跡だけでなく下がったまぶたが上がりバランスがとれた目元を作ります。

また、それに関連する表情筋群もストレッチされるので目の下に出来るちりめんしわの引き締めも期待できます。

日頃からアイソメトリックス体操で眼輪筋やその他の表情筋をトレーニングして、身体の中からリフトアップするようにしましょう。

１．リラックスした状態で、目尻からそれぞれ指一本程度、上を中指で下を薬指で押さえます。

２．この2本の指で、軽く目尻の皮膚を外側に伸ばすように押さえ、目を閉じます。

この状態を6〜7秒維持し、5〜8回繰り返します。

特に行なう時間は問いません。毎日ないし1日置きぐらいのペースで入浴後などご自分で行なう時間を決めて定期的に行なうようにしましょう。

最初のうちは片目づつ行ない慣れて来たら両目で行なうようにしましょう。

あまり強い力で行なってしまうと頬の筋肉も一緒に使ってしまい眼輪筋のトレーニングにならなくなってしまいます。鏡で頬が動いていないか確認しながら行なうようにしましょう。