指屈筋群のアイソメトリックス体操

(1) 指屈筋群のアイソメトリックス体操とは・・・
指屈筋群(しくっきんぐん)は指を曲げるための筋肉群の総称です。親指を曲げる長母指屈筋、他の四本の指を曲げる短拇指屈筋・深指屈筋・虫様筋、他に小指だけに作用する短小指屈筋など複数の筋肉が互いに協調して働いています。これらの筋肉は主に肘から手首までの間にあり、指とは腱でつながっているので指自体には筋肉はありません。つまり指屈筋群を鍛えることは前腕の筋肉を鍛えることになります。

(2) 指屈筋群のアイソメトリックス体操の効果
物を握る、つまむなど、この筋肉群は精密な動きを要求されます。よって手の動きを支配する脳の領域は感覚中枢や運動中枢の中で最も広く、足の約4倍とも言われています。そのため、あまり手を使わなくなったり指の動きが悪くなると、脳への刺激が少なくなり血流量が減り神経の活動が低下します。こうした状態が長く続くと物忘れしやすくなるなど脳の働きにも影響が出てきます。指を良く動かすことで脳の機能の維持に努めましょう。

(3) 指屈筋群のアイソメトリックス体操にトライ

1.ゴムボールを握ります。もしゴムボールが無ければトレーニングしたい手を外側にして、反対の手のこぶしを握ることでトレーニングすることもできます。

2.指を丸め込むように、力を入れて6〜7秒保持します。

3.次に左右の手を入れ替えて、同様に行います。

これを5〜8回繰り返します。

アイソメトリックスの頻度は毎日ないし一日おきです。
寝る前に行うなど、生活のリズムの中に組み込むと忘れずにできると思います。

(4) 指屈筋群のアイソメトリックス体操これに“注意”

手や指の動きの悪さは何かの病気の自覚症状の場合があります。例えば片側に急激に指のしびれが出たり、急速にしびれが悪化するときは、脳血管障害も疑われます。このような場合は速やかに医療機関を受診してください。また糖尿病などによっても手や指に神経症状がでることがありますので注意が必要です。

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