豆腐〜良質なタンパク質を摂るのに効果〜

豆腐とは・・・

奈良時代、遣唐使によって伝来したとされている豆腐は、ご存知の通りふやけた大豆から絞り取った液(豆乳)に、にがり(凝固剤)を混ぜて固まらせたものです。

古くは精進料理として食され、長寿者が多い地方で良く摂られていたことから長寿食と言われてきました。

そして最近では、良質なタンパク質をはじめ栄養面で優れた食材であることが科学的に立証され、現代病の予防や健康維持に有効な食品として注目されています。

唯一の原料である大豆は“畑の肉”と言われ、豆腐を作る時は特に高タンパク・低油分の大豆が使われます。

豆腐の効果

主な栄養素であるタンパク質と次に多い脂質は、大豆だけにとても良質です。

植物性タンパク質のなかでも、大豆タンパク質は特に必須アミノ酸をバランスよく含んでいる動物性タンパク質に近い構成をしていますが、動物性タンパク質のように血液中のコレステロール値を上げずに、逆に下げる働きがあります。

栄養価が高い反面高コレステロールの原因にもなりやすい肉類のタンパク質とは逆に、血圧上昇を抑制して動脈硬化を防ぎます。

また、豆腐の脂質(植物性)に多く含まれるリノール酸には善玉コレステロールを増やす作用があり、ガン・高血圧・心臓病などの生活習慣病の予防に効果があります。

豆腐にトライ

上記の通り、他の食材よりもコレステロールや脂肪を気にせずに摂取できる豆腐は、低カロリーでもあるので摂取しやすい食材と言えるでしょう。

豆腐1丁に含まれるタンパク質は、
 ・絹ごし豆腐→14.7gで168kcal・脂質9g
 ・木綿豆腐 →19.8gで216kcal・脂質12.6gです。

成人が1日に必要なタンパク質の量は、
 体重(L)×1〜1.2gなので体重50Lの人の場合は50〜60g

もし、豆腐だけでタンパク質を全て補おうとすると、この場合豆腐約3丁分となります。

栄養価については、豆腐を作る時に大豆の栄養素の約80%が豆乳へ溶け出しているため、豆腐と大豆の栄養価にさほど差はありません。

大豆から繊維質などが取り除かれた状態なので大豆よりも豆腐の方が消化吸収が良く、大豆の栄養価を病人食・離乳食・老人食としても摂りやすい食材です。

様々な料理に活用するなどして、積極的に摂るようにしましょう。

豆腐これに“注意”

3大栄養素のうち炭水化物以外の2つの栄養を含むなど栄養価の高い食材ですが、カロリーが低いので、他の食材からエネルギーなど足りない成分(栄養)を補いバランス良く食事を取るようにしましょう。

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