五月病 〜心のスランプ〜

説明

五月病という言葉はご存知の通りよく知られている言葉ですが、実は医学用語ではなく、決まった定義や概念があるわけではありません。

五月病とは元々、大学入学後の学生が5月の連休のあとくらいから気分がふさぎ込み、無気力な状態に陥ることからついた病名です。

新たな環境に飛び込み、4月は新しい生活に慣れることで精一杯なのに対して、5月に入って一段落してから現実とイメージとのギャップに悩むことから心のスランプに陥ります。

五月病とは(原因・症状等)

五月病とは理想と現実の葛藤から生まれます。

頭の中で描いた自分の理想像や新しい環境への期待が高いために、実生活の中で心の葛藤が強くなることが原因です。理想を手放せず、自己嫌悪に陥ることが悪循環を招きます。

精神的な症状

◎イライラする・不安になる
◎やる気が出ない
◎思考力・判断力が落ちる

身体的な症状

◎寝つきが悪い、熟睡できない
◎食欲がわかない
◎頭痛・腹痛・便秘

もし五月病になってしまったら

五月病はいったん始まりだすと、本人の意思ではなかなか出口をみつけることができません。そこで周囲の家族や友人の助けが必要となってきます。周りの人に自分の気持ちを詳しく話してみましょう。自分の考えをハッキリと言葉にすることで問題点を客観的に把握することができるようになります。

また病気に対する知識を、インターネットや本で調べ体験者の話を聞いてみましょう。情報や周囲の力を借りることで自分の問題点を発見しやすくなります。しかし、周囲の人が励ましたり叱ったりするのは本人にとって逆効果となってしまいます。うまくやろうとする気持ちがそもそもの原因だからなのです。ですから、自分が相談される立場になった時は叱るのではなく、ともかく励ましてあげることが一番大切です。

五月病にならないようにするには

自分が熱中できるものに打ち込みましょう。スポーツや料理、読書などの趣味が刺激となって気分転換ができます。どんな些細なことでも良いので、新たな目標や関心を見つけることが大事です。そして、普段から自分の心をゆっくりと見つめ直す機会を持ちましょう。

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