●過活動膀胱とは
過活動膀胱とは、昼夜問わず頻繁にトイレに行きたくなったり、また尿意をもよおし我慢できなかったり、失禁してしまうことがある、といった症状を訴える病気です。
この病気は一般の方には、まだ良く知られていません。しかし過活動膀胱になる方は人口の12%前後と言われており、特にシニアになるにつれて多く発症します。旭川医科大学のインターネット調査によると、過敏性腸症候群と過活動膀胱との関連も指摘されています。このような症状を訴える方が検査をしても何も見つからないので、実際に治療を受けている方は少なく、ただ我慢している方が多いのが現状です。
また尿意をもよおすなどの症状により、睡眠が妨げられる、悩む、活動に制限が加わるなど、日常の生活に支障をきたすケースも多いようです。 |